Photo: Your Best Digs(CC BY 2.0 / Wikimedia Commons)
「焙煎度合い」で味はこんなに変わる
コーヒー豆のパッケージでよく見かける「浅煎り」「中煎り」「深煎り」という表記。実はこの焙煎度合いこそが、酸味・苦味・コクといった味わいを大きく左右する要素です。この記事では焙煎度合いごとの味の違いと、飲み方に合わせた選び方を解説します。
焙煎度合い別の味の特徴
| 酸味 | 苦味 | コク | 豆の色 | |
|---|---|---|---|---|
| 浅煎り(ライト〜シナモンロースト) | 強い | 弱い | あっさり | 薄い茶色 |
| 中煎り(ミディアム〜ハイロースト) | ほどよい | ほどよい | バランス型 | 茶色 |
| 深煎り(フルシティ〜フレンチロースト) | 弱い | 強い | しっかり | 黒に近い焦げ茶 |
一般的に、焙煎が浅いほどコーヒー豆本来のフルーティーな酸味が残り、焙煎が深くなるほど香ばしさと苦味・コクが増していきます。どちらが「良い」というわけではなく、好みや飲み方によって選ぶのがポイントです。
飲み方別のおすすめ焙煎度
ストレート(ブラック)で飲むなら
豆本来の風味の違いを味わいたいなら、浅煎り〜中煎りがおすすめです。特に浅煎りは、産地ごとの香りや酸味の個性が出やすく、飲み比べを楽しみたい人に向いています。
ミルクを入れて飲むなら(カフェオレなど)
ミルクを加えると味がまろやかになる分、コーヒー自体のコクや苦味が薄まりがちです。深煎りを選ぶと、ミルクを入れてもコーヒーの風味がしっかり感じられます。
アイスコーヒーにするなら
氷で薄まることを見越して、深煎りなど濃いめに抽出できる豆を選ぶと味がぼやけにくくなります。急冷式・水出し式それぞれのコツはアイスコーヒーの作り方比較記事で解説しています。
焙煎度合いと抽出温度の関係
焙煎度合いによって、美味しく淹れるためのお湯の温度も変わってきます。目安として、浅煎りはやや高め(90℃前後)、深煎りはやや低め(80℃台)のお湯が向いているとされています。温度と湯量の黄金比についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。
焙煎度合いを選んで楽しむには
スーパーの豆売り場では焙煎度合いの選択肢が限られがちですが、コーヒー豆の定期便(サブスク)サービスの中には、注文時に浅煎り・中煎り・深煎りを指定できるものもあります。いろいろな焙煎度合いを試してみたい場合は、コーヒー定期便の比較記事もあわせてチェックしてみてください。
まとめ
焙煎度合いは、コーヒーの酸味・苦味・コクを決める重要な要素です。ストレートで飲むなら浅煎り〜中煎り、ミルクやアイスで飲むなら深煎りが目安になります。まずは同じ豆で焙煎度合い違いを飲み比べてみると、自分好みの一杯が見つかりやすくなります。
気になる焙煎度合いの豆が決まったら、下記のリンクから探してみてください。


コメント