Photo: Tony Webster(CC BY 2.0 / Wikimedia Commons)
アイスコーヒーの作り方は2種類ある
夏に飲みたくなるアイスコーヒーですが、作り方には大きく分けて「急冷式」と「水出し(コールドブリュー)」の2種類があります。同じ豆を使っても、この2つは抽出方法が全く異なるため、味わいにもはっきりとした違いが出ます。この記事では、両者の違いを比較しながら、初心者はどちらを選ぶべきかを解説します。
急冷式とは
急冷式は、通常のハンドドリップと同じようにお湯で抽出したコーヒーを、氷で一気に冷やす方法です。抽出したての熱いコーヒーを氷にかけることで、香りや味をそのまま閉じ込められるのが特徴です。
1. サーバーにたっぷりの氷を入れる
できあがりの量(150ml前後)より少し多めを目安に、耐熱サーバーに氷を入れておきます。
2. 通常より濃いめにドリップする
氷で薄まることを見越して、豆の量を通常のホットドリップより多め(1.3〜1.5倍程度)にして濃いめに抽出します。
3. 抽出したコーヒーを氷に直接注ぐ
ドリップしたコーヒーを、氷を入れたサーバーに直接落として急速に冷やします。氷が溶けることで自然な濃度に薄まり、ちょうど良いバランスになります。
水出し(コールドブリュー)とは
水出しは、お湯を使わず水だけで長時間(8〜12時間程度)かけてじっくり抽出する方法です。低温でゆっくり成分を引き出すため、酸味や苦味が穏やかで、まろやかな口当たりになります。詳しい作り方とおすすめの器具は、以下の記事で解説しています。
味わいの違い
| 急冷式 | 水出し(コールドブリュー) | |
|---|---|---|
| 味の傾向 | スッキリ、香りが華やか | まろやか、酸味が穏やか |
| 抽出時間 | 数分 | 8〜12時間 |
| 相性の良い豆 | 深煎り | 浅煎り〜中煎り |
| 作り置き | 不向き(その都度) | 向いている(数日保存可) |
初心者はどっちを選ぶべき?
- 今すぐ飲みたい・手軽に試したい人: 急冷式がおすすめ。普段のドリップ器具だけで、数分で作れます。
- 作り置きしておきたい・まろやかな味が好みの人: 水出しがおすすめ。時間はかかりますが、専用ポットがあれば手順はシンプルです。
どちらが「正解」というわけではなく、好みや飲むシーンによって使い分けるのがおすすめです。まずは普段お使いのドリップ器具で急冷式を試し、余裕があれば水出し用のポットを揃えて飲み比べてみると、自分の好みがはっきりします。
まとめ
アイスコーヒーの急冷式と水出しは、抽出時間も味わいも異なる別物です。すぐに飲みたいなら急冷式、まろやかな味を作り置きしたいなら水出しを選びましょう。
耐熱コーヒーサーバーや、水出し用のポットを下記のリンクから探してみてください。


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