
コーヒーの味を決める2つの要素
同じ豆・同じドリッパーを使っても、味が毎回違う…という経験はありませんか。実はハンドドリップの味を安定させるうえで特に重要なのが「お湯の温度」と「豆とお湯の比率(湯量)」です。この記事ではこの2つの黄金比について解説します。
お湯の温度の目安
一般的に、ハンドドリップに適した温度は85〜92度とされています。
- 高め(90度前後): 苦味・コクが出やすい。深煎りの豆と相性が良い。
- 低め(85度前後): 酸味や香りの繊細さが出やすい。浅煎り〜中煎りの豆と相性が良い。
沸騰したてのお湯(100度)をそのまま使うと、雑味や渋みが強く出やすくなります。沸騰後1〜2分ほど置く、または一度別容器に移し替えることで温度を下げることができます。
豆とお湯の黄金比
基本の比率は、豆:お湯 = 1:15前後が目安とされています。例えば豆12gであれば、お湯は180ml程度です。
| 比率 | 味の傾向 |
|---|---|
| 1:13程度(お湯少なめ) | 濃厚でしっかりした味わい |
| 1:15程度(標準) | バランスの取れた味わい |
| 1:17程度(お湯多め) | すっきりと軽やかな味わい |
自分好みの比率を見つける手順
まずは1:15を基準に淹れてみて、「濃いと感じたらお湯を増やす」「薄いと感じたら豆を増やす」という形で微調整していくのがおすすめです。一度に複数の条件を変えると原因が分かりにくくなるため、変える要素は1回につき1つに絞りましょう。
まとめ
お湯の温度と豆・お湯の比率は、ハンドドリップの味を左右する最も基本的で影響の大きい要素です。まずは「92度・1:15」を基準に試してみて、そこから自分の好みに合わせて微調整していくことで、再現性のある美味しい一杯に近づけます。


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